<特集>防災意識が高まるシーズン(4)=大豊建設―中期計画で利益アップ目指す、割り負け感も強い
2020/7/3 17:43
大豊建設<1822.T>をマークしたい。21年3月期からスタートした中期3カ年経営計画では、防災・減災事業の拡充をはじめ、非住宅事業の強化、新事業への対応、PPP(官民連携)事業への取り組みを進める方針だ。なかでも、「ニューマチックケーソン工法」「泥土加圧シールド工法」は、ゲリラ豪雨などの異常気象に対応する地下貯留施設の建設など都市の防災・減災に不可欠な技術として注目される。
21年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい状況を見据えた上で、採算重視により営業利益90億円(前期比5.7%増)を見込む。中期計画最終年度の23年3月期には営業利益率6%以上(営業利益額で120億円以上)を目標に掲げており、今後の展開力は見逃せない。
株価は、3月13日の年初来安値1754円を起点に切り返し、5月28日には戻り高値2638円を形成。その後は調整をはさみ、2400円近辺でもみ合い商状となっているが、上向き転換の75日移動平均線が新たな下値支持線として意識される。PER6倍台、PBR0.6倍台と割り負け感も強く、早晩再出直りの動く可能性がある。
提供:モーニングスター社
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