9日の東京外国為替市場=ドル・円、107円台前半で小動き

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2020/7/9 15:01

 9日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=107円台前半で小動きとなった。

 前日の米国時間は、米株高が進んだ一方、新型コロナウイルス感染再拡大などを警戒する逃避目的の資金が積み上がっていたドルが売られる展開となったが、きょう朝方はその流れを受け継ぎ、ドル・円は一時107円16銭まで値を下げた。ただ、仲値決済に向けては国内輸入企業からのドル買い・円売りが強まる流れとなり、ドル・円は一時107円36銭まで上値を伸ばしたが、その後は上値の重い展開になった。

 午前中、伸び悩んだ日経平均株価が午後に上げ幅を広げ、ドル・円も再び107円30銭台をタッチする場面があったが、東京都のウイルス新規感染者が220人に上ったと伝わったこともあり、ドル・円は再び上値の重い展開に。結局、午前中に付けた値幅20銭と小幅なレンジ内でのもみ合いとなった。

 15時現在、107円26銭となっている。

提供:モーニングスター社

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