10日の東京株式市場見通し=反落後も弱含みの展開か

国内市況

株式

2020/7/10 7:47

 予想レンジ:2万2200円-2万2500円(9日終値2万2529円29銭)

 10日の東京株式は反落後も、弱含みの展開か。きのう9日の日経平均株価は、取引時間の後半に上げ幅を縮小する格好で、上値の重さが意識される動きだった。現地9日の米国株式は、NYダウが反落した一方、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新するなど、まちまちだった。週末要因に加え、主要なETF(上場投資信託)の分配金支払いに伴う換金売りも予想され、手控えムードが広がりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(9日終値は107円24-25銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=121円前後(同121円57-61銭)とやや円高に振れている。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、日産自<7201.T>、ファーストリテ<9983.T>などが、9日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比95円安の2万2385円だった。(高橋克己)

 10日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 6月国内企業物価

・11:00 6月中古車販売

・7月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出

・エルニーニョ監視速報

・決算発表=コスモス薬<3349.T>、安川電機<6506.T>、良品計画<7453.T>

・IPO(新規上場)=Speee<4499.T>(ジャスダック)

【海外】(時間は日本時間)

・21:00 ブラジル6月消費者物価

・21:30 米6月生産者物価

・シンガポール総選挙

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ