リゾートトラが軟調、SMBC日興証は「1」継続、目標株価は2000円に引き下げ

株式

2020/7/14 16:05

 リゾートトラスト<4681.T>が軟調。SMBC日興証券では13日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2600円から2000円に引き下げている。

 同証券では、業績予想を下方修正、あわせて目標株価を2000円に引き下げているが、「COVID-19を経ても、リゾートやハイメディック会員権の順調な拡大を評価する見方に変更はない」とし、むしろ、ハイメディックでは富裕層の健康意識の高まりによる販売加速を期待しているという。

 一方で、ホテル運営はCOVID-19影響で当面は厳しいものの、危機意識の高まりによる変化に期待したいと指摘。会員制ホテルはCOVID-19に対する利用者の警戒感が高い中では会員制が故の魅力を示せる機会でもあり、また、売上の急激な回復が期待できない中では、コスト効率化を進める機会でもあるとしている。「短期的にはGoToキャンペーンが追い風になる可能性もあり期待したい」としている。

 同証券では、連結営業利益について、21年3月期130億円(前期比11.5%増、会社側計画は非開示)、22年3月期145億円、23年3月期205億円、24年3月期230億円、25年3月期250億円と試算している。

 14日の終値は、前日比10円安の1329円。

提供:モーニングスター社

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