米アルファベット、第2四半期は初の減収も市場予想を上回る

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米決算

2020/7/31 10:46

 グーグルの持ち株会社の米アルファベット<GOOGL>は30日、20年12月期第2四半期)(4-6月)の決算を発表した。売上高は前年比2%減の383億ドル、純利益は同30%減の69億6000万ドル、希薄化後1株当たり利益(EPS)は同29%減の10.13ドルだった。同社にとっては上場以来、初の減収だが、売上高、EPSともに市場予想を上回った。

 売上の大半を占めるグーグルの広告収入が同8%減の298億7000万ドルにとどまった。一方、動画共有サービス「ユーチューブ」の売上(広告収入)は同6%増の38億1000万ドル、クラウド事業の売上は同43%増の30億1000万ドルと、いずれも増収を確保。クラウドコンピューティングサービスや独自スマートフォン「ピクセル」などのハードウエアを含む「その他収入」は同26%増の51億2000万ドルと堅調だった。

 アルファベットの株価は30日の時間外取引で、日中終値比0.56%高の1547.00ドルと小幅ながら上昇した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

(イメージ写真提供:123RF)

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