SUBARUが続伸、21年3月期第1四半期決算で営業赤字幅は市場予想平均よりも小さい

株式

2020/8/4 16:42

 SUBARU<7270.T>が続伸し、102.5円高の2163.5円を付けている。4日午後1時、21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結決算を発表。決算は赤字転落となったが、営業赤字幅が市場予想の平均よりも小さく、見直しの動きにつながったようだ。

 第1四半期決算は、売上収益が4569億9800万円(前年同期比45.2%減)、営業損益は156億7100万円の赤字(前年同期は922億1200万円の黒字)に転落した。新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大で、海外販売台数は11万5000台(同50.1%減)、国内販売台数は1万9000台(同44.3%減)にとどまった。販売台数減少による売上収益の落ち込みが影響した。営業損益の市場予想平均は328億円程度の赤字だった。

 未定としていた21年3月期の業績予想を発表。売上収益2兆9000億円(前期比13.3%減)に、営業利益800億円(同62.0%減)を見込む。配当予想は、中間期28円(前期実績72円)、期末28円(同28円)の合計56円(同100円)とした。

 4日の終値は、前日比59円高の2120円。

提供:モーニングスター社

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