ヒロセ電機が続急伸、21年3月期第1四半期決算は2ケタ営業増益で着地

株式

2020/8/4 16:17

 ヒロセ電機<6806.T>が続急伸し、810円高の1万2350円を付けた。3日引け後、21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結決算(IFRS)を発表。減収ながら2ケタの営業増益で着地し、好感された。

 第1四半期決算は、売上収益274億円(前年同期比3.0%減)、営業利益58億9600万円(同10.4%増)だった。民生用機器市場向けビジネスは堅調に推移したものの、自動車市場向けビジネスの売上が低迷した。利益面では、販売・管理費比率が前年同期の26.7%から26.0%と0.7ポイント良化したほか、前期に受けた郡山水害による保険金を受領したことも寄与した。

 第2四半期(20年4-9月)の業績予想は、売上収益500億円(前年同期比17.0%減)、営業利益85億円(同26.3%減)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期業績予想に対する進ちょく率は、売上収益で54.8%、営業利益で69.4%となっている。

 4日の終値は、前日比740円高の1万2280円。

提供:モーニングスター社

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