オプトランが急伸、株式新聞は「マイクロLED」関連で注目

株式

2020/8/13 11:12

 オプトラン<6235.T>が前日比4.5%高の2426円まで買われた。株式新聞が13日付1面で、テレビ向けなどで実用化が期待される「マイクロLED(発光ダイオード)」に関連する有力企業として紹介した。

 マイクロLEDは、電球や自動車のライトに使われているLEDの発光部分を100マイクロ(0.1ミリ)メートル以下まで極小化したもの。従来のLEDよりも小さな、「赤・緑・青」の3色に発光するチップを敷き詰め、映像をつくり出す。高精細ではっきりとした画像を映し出せるほか、動画への応答速度の速さなどが特徴。韓国サムスン電子やソニー<6758.T>がテレビに採用し始めたほか、米アップル<AAPL>もタブレット向けに導入するとの観測が浮上している。

 オプトランはLEDの製造に使う光学薄膜装置のメーカー。マイクロLEDへの展開も期待され、新型装置もこのほど受注した。このほか同紙は、サムコ<6387.T>や三井金属<5706.T>、倉元製作所<5216.T>などを関連銘柄に挙げている。

提供:モーニングスター社

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