クボタが年初来高値、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は2400円に引き上げ

株式

2020/8/26 15:44

 クボタ<6326.T>が4日続伸、28円高の1856.5円まで買われ、連日の年初来高値更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では25日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は1800円から2400円に引き上げている。

 同証券では、21年12月期以降の利益予想を上方修正、あわせて目標株価を2400円に引き上げるとしている。新型コロナで生じた生活スタイルの変化で北米の同社製品の需要が好調なこと、今後は収益性重視の経営が進むとみることから、21年12月期以降は業績拡大が期待できると考え、「オーバーウエート」を継続するとしている。

 営業利益予想は、(1)日本、欧州の販売予想を引き下げ、(2)中国、タイの販売予想を引き上げ、(3)北米の販売予想は20年12月期は引き下げるが21年12月期以降は引き上げる、(4)固定費削減や値上げ、インセンティブ率改善をより強く想定する、(5)新型コロナによる生産調整の影響を新たに織り込み、20年12月期は下方修正するものの、21年12月期以降は上方修正する、などが前提となっている。

 同証券では、連結営業利益について、20年12月期1605億円(前期比20.4%減、従来1721億円、会社側計画は1500億円)、21年12月期2420億円(従来2198億円)、22年12月期2610億円(同2347億円)と試算している。

 26日終値は、前日比19円高の1847.5円。

提供:モーニングスター社

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