2日の東京株式市場見通し=方向感に欠ける展開が続きそう

国内市況

株式

2020/9/2 7:47

 予想レンジ:2万3000円-2万3300円(1日終値2万3138円07銭)

 2日の東京株式は、方向感に欠ける展開が続きそうだ。引き続き、手掛かり材料に乏しい状況のなか、指数寄与度の高い主力株への積極的な売買は期待しづらく、もみ合い商状となりそう。消去法的に、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かうとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(1日終値は105円65-67銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円68-72銭)と円高に傾くなど、まちまちの動きにある。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ソニー<6758.T>、任天堂<7974.T>、みずほ<8411.T>などが、1日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比35円高の2万3195円だった。(高橋克己)

 2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 8月マネタリーベース

【海外】(時間は日本時間)

・21:15 米8月ADP雇用統計

・23:00 米7月製造業受注

・ベージュブック

・決算発表=アンバレラ<AMBA>、メーシーズ<M>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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