ENEOS、大林組と共同開発した生分解性を有するシールドマシン用のテールシールグリースを発売

株式

2020/9/7 7:36

 ENEOSホールディングス<5020.T>のENEOSは3日、大林組<1802.T>と共同開発した、生分解性を有するシールドマシン用のテールシールグリース「シールノックBD1」を発売すると発表した。

 都市部のトンネル工事では、地上の建築物や地中の埋設物に影響を与えることなく大深度を掘削でき、同時にトンネル本体を施工するシールド工法が採用されている。同工法では、施工中にトンネル内に地下水や土砂が入らないよう、シールドマシンとトンネル本体外壁の隙間にグリース(テールシールグリース)を充てんする。今回開発した「シールノックBD1」は、微生物により成分が分解されるという生分解性を有するため、土壌汚染や地下水汚染などの環境負荷を低減することができるという。

 4日の終値は、ENEOSが前日比0.4円安の410円、大林組は同6円安の1018円。

提供:モーニングスター社

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