JR九州が続落、未定としていた21年3月期連結業績は、損益が赤字に転落する見通しに

株式

2020/9/25 16:13

 JR九州<9142.T>が続落し、20円安の2294円を付けている。24日引け後、未定としていた21年3月期の連結業績予想を発表。損益が赤字に転落する見通しを示し、嫌気された。

 21年3月期業績は、売上高は2917億円(前期比32.6%減)、営業損益が323億円の赤字(前期は494億600万円の黒字)を見込む。新型コロナウイルス感染症の収束時期は依然として見通せない状況にあるが、緊急事態宣言解除以降の収入動向などを踏まえ、業績予想を公表した。また、今年7月に九州各地で発生した「令和2年7月豪雨」による被害の復旧費用については、現時点で合理的に見積もることが困難なものは含んでいないという。

 同時に配当計画の変更を発表。中間期は無配(前期実績46.5円)とするが、期末は93円(同46.5円)とし、年間配当は93円(同93円)で前期と変わらすとした。

 25日の終値は、前日比1円高の2315円。

提供:モーニングスター社

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