東芝が続伸、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は4300円に引き下げ

株式

2020/10/6 16:11

 東芝<6502.T>が続伸。東海東京調査センターでは5日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は5200円から4300円に引き下げている。

 持分法適用会社で半導体メモリ大手のキオクシアホールディングスは10月6日に予定していた東京証券取引所への上場を延期することを公表している。同証券では、同社およびキオクシアの業績予想を修正し、目標株価を同証券業績予想とDCFモデルを前提に4300円に引き下げるとしている。

 同社の連結営業利益について、21年3月期1150億円(前期比11.9%減、会社側計画は1100億円)、22年3月期1330億円、23年3月期1500億円と試算。また、キオクシアの同社の議決権割合は40.64%で、同証券ではキオクシアの営業利益を直近のNAND市況を考慮して、21年3月期960億円(20年3月期は1731億円の赤字)、22年3月期1400億円、23年3月期1600億円と予想。キオクシアの持分法損益は21年3月期119億円、22年3月期250億円、23年3月期305億円と予想している。

 6日の終値は、前日比101円高の2830円。

提供:モーニングスター社

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