日経平均は101円程度高、買い先行後も堅調な動きが続く=8日寄り付き

 8日午前9時25分すぎの日経平均株価は、前日比101円程度高い2万3524円前後で推移する。午前9時24分には、同108円20銭高の2万3531円02銭を付けている。きのう7日の日経平均株価は、下げ幅を縮小し底堅い動きだったことや、現地7日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数がともに反発した動きを受け、買いが先行した。その後は、手掛かり材料難にあるものの、堅調な展開となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比85円高の2万3495円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も高い。信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も堅調。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、楽天<4755.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も上げている。

 個別では、明治海<9115.T>、イオンファン<4343.T>、サクサ<6675.T>、ネクステージ<3186.T>、あすか薬<4514.T>などが上昇。半面、ダントーHD<5337.T>、トーセ<4728.T>、ファーストブラザーズ<3454.T>、Jリース<7187.T>、HIOKI<6866.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時25分時点で、1ドル=106円前後(7日終値は1ドル=105円86-87銭)、1ユーロ=124円台の後半(同124円56-60銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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