リコー、フェノール系化合物を含まない感熱紙を来春から国内で販売開始

株式

2020/10/8 16:15

 リコー<7752.T>は8日、フェノール系化合物を含まない感熱紙を21年春から国内で販売開始し、リコーが製造・販売する全ての感熱紙を順次フェノールフリー化すると発表した。

 感熱紙の主原材料であるフェノール系化合物に関しては、これまでも「ビスフェノール A(BPA)」の人体への影響の懸念が指摘され規制対象となっている。また、代替材料として使用されてきた「ビスフェノール S(BPS)」でも同様の懸念が欧州で指摘されている。リコーは、こうした状況を勘案し、来春以降に国内で発売する感熱紙を順次フェノールフリー化していくこととした。

 8日の終値は1円安の711円。

提供:モーニングスター社

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