工作機械受注、8カ月ぶり800億円台―外需がプラス転換、中国けん引か=速報値

株式

2020/10/12 15:51

 工作機械受注が8カ月ぶりに800億円台を回復した。日本工作機械工業会が12日引け後に発表した9月の受注総額(速報値)は、前年同期比15.0%減の841億円となった。うち外需は同1.8%増の539億円と18年11月以来1年10カ月ぶりにプラスに転じた。

 前月比ではそれぞれ総額が23.8%、外需が19.9%拡大し、内需も31.2%増となり7カ月ぶりに300億円を上回った(前年同月比34.3%減の303億円)。けん引役は中国とみられる。5GやスマートフォンなどIT分野の設備投資が旺盛なほか、自動車向けも堅調に推移したもよう。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ