16日の東京外国為替市場=英・欧州情勢への様子見ムード広がり、ドル・円小幅安

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2020/10/16 15:04

 16日の東京外国為替市場でドル・円は、小幅に値を下げる展開となった。

 英国・EU(欧州連合)の通商協議が難航し、ポンド・ドルの軟化がドル・円の上昇につながった前日の流れを受け、東京時間のドル・円はドル買い・円売り優勢で始まり一時1ドル=105円42銭まで値を伸ばしたが、仲値決済に向けては国内輸出企業からのドル売り・円買いが入り、ドル・円は軟化。

 午後に入り、日経平均株価がマイナス転換から下げ幅を広げるのにつれて、ドル・円は一時105円16銭まで下押ししたが、欧州における新型コロナウイルスの感染再拡大の状況や、英・EU(欧州連合)のFTA(自由貿易協定)の交渉の行方を見極めたいとする様子見ムードから、その後の円買いは一服した。

 15時現在、105円25銭となっている。

提供:モーニングスター社

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