NTN、耐摩耗性を大幅に向上させた風力発電装置主軸用「DLCコーティング自動調心ころ軸受」を開発

株式

2020/10/19 16:39

 NTN<6472.T>は19日、ころの転動面にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を適用することで、耐摩耗性を大幅に向上させた風力発電装置主軸用「DLCコーティング自動調心ころ軸受」を開発したと発表した。

 開発した製品は、ころの転動面に高い密着力によりはがれにくいDLC膜を適用することで軸受軌道面の耐摩耗性を大幅に向上させた。DLC膜は、母材との密着力を高めるための金属下地層、下地層と最表層の急な硬度変化を避けるために設けた中間層、非常に硬質な最表層の3層構造となっており、過酷な潤滑状態でも、密着力の高いDLC膜が継続的に高い性能を発揮するという。

 19日の終値は、前週末比7円高の204円。

提供:モーニングスター社

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