<米国株情報>中国アリババ傘下のアント、上海と香港へのIPOで調達資金は約3兆6000億円に

株式

2020/10/27 10:17

 中国インターネット大手アリババ・グループ<BABA>傘下で電子決済サービス「アリペイ」を運営するアント・グループは26日、上海と香港の両証券取引所で計画するIPO(新規上場)の公開価格を公表。1株当たりで上海では68.8元、香港では80香港ドル(いずれも約1080円)とした。

 両市場での調達額は合計で344億ドル(約3兆6000億円)となり、19年12月にサウジアラビア国営石油大手サウジアラムコがIPOで調達した294億ドルを抜き、過去最高を更新する見通し。

 ブックビルディング期間は香港が26-30日、上海は29日のみ。重複上場日は11月5日を予定している。

 アリババは子会社を通じ、上海市場でアントの7億3000万株を取得することで合意しており、アント上場後もアリババはアントの約3割を保有する見通し。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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