リンガーハットが反落、大和証は「3」・目標株価2300円に引き下げ

株式

2020/11/2 16:15

 リンガーハット<8200.T>が反落。大和証券では10月30日付で、投資判断を「2」(アウトパフォーム)から「3」(中立)に、目標株価を2500円から2300円に、それぞれ引き下げている。

 21年2月期8月中間期は、長崎ちゃんぽん事業・とんかつ事業ともに営業赤字での通過となった。同証券では、「外出自粛等の影響を受けやすい商業施設内立地が主力であり、コロナ禍においては既存店の回復に時間を要するとみられる」とし、テイクアウトやドライブスルーの強化などによる既存店売上高の回復、外販事業の拡大や効率的な販促費用投下などによる収益力の強化を期待したいとコメントしている。

 目標株価2300円は、8月中間期実績PBRで約5倍の水準にあり、「麺」カテゴリー3社のリンガーハット、トリドールホールディングス<3397.T>、幸楽苑ホールディングス<7554.T>の平均程度となっている。

 同証券では連結営業損益について、21年2月期54億8000万円の赤字(前期は15億5400万円、会社側計画は56億円の赤字)、22年2月期5億4000万円の赤字、23年2月期12億3000万円と試算している。

 2日の終値は、前週末比16円安の2241円。

提供:モーニングスター社

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