王子HDが後場一段安、第2四半期決算は下ブレ着地、通期業績予想も下方修正

株式

2020/11/5 16:46

 王子ホールディングス<3861.T>が後場一段安となり、29円安の439円を付けた。5日午後1時に21年3月期第2四半期(20年4-9月)連結決算の下ブレ着地と通期業績予想の下方修正を発表し、嫌気された。

 第2四半期決算は、売上高が6524億円2300万円(前年同期比14.2%減)、営業利益が293億600万円(同47.3%減)となった。前回発表予想に対し、それぞれ295億7700万円、46億9400万円の減額となる。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、印刷情報用紙などの販売数量が予想より減少し、収益を圧迫した。

 通期業績予想は、売上高が1兆4000億円から1兆3500億円(前期比10.5%減)、営業利益が900億円から700億円(同34.0%減)に引き下げられた。上期実績および今後の販売動向などを考慮し、下方修正した。

 5日の終値は、前日比18円安の450円。

提供:モーニングスター社

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