レオン自機が急騰、21年3月期の連結業績予想の引き上げと配当予想の増額を好感

株式

2020/11/11 16:39

 レオン自動機<6272.T>が急騰し、187円高の1255円を付けた。10日引け後、21年3月期の連結業績予想の引き上げと、配当予想の増額を示し、好感された。

 21年3月期業績予想で、売上高を220億3000万円から220億9000万円(前期比17.9%減)に、営業利益を6億円から10億6000万円(同63.3%減)に修正。減益幅が縮小する見込みとした。新型コロナウイルス感染症の影響により不透明な状況が継続すると予想されるなか、経済活動は徐々に回復すると想定。大型ラインなど来期に向けての営業活動が本格化し販管費が増加も考えられるが、第2四半期(20年4-9月)までの業績推移を織り込み、業績修正に進んだ。

 21年3月期第2四半期(20年4-9月)決算は、売上高が114億1500万円(前年同期比21.5%減)、営業利益が10億6200万円(同44.1%減)だった。

 配当については、中間期が従来予想の6円から7円(前期実績15円)、期末は同5円から8円(同7円)とし、年間では15円(同22円)となる見込み。

 11日の終値は、前日比147円高の1215円。

提供:モーニングスター社

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