古河電工、世界最高レベルの高輝度18kWファイバレーザを開発
2020/12/2 7:30
古河電気工業<5801.T>は11月30日、国産で最大出力となる18kWのマルチモードファイバレーザを実現したと発表した。
ビーム品質が優れた18kWレーザにより微小集光スポット径を実現し、従来にない厚さの厚板溶接や厚板切断が可能となるという。また、薄板加工への適用においても同社従来レーザと比較して1.5倍を超える加工速度が得られ、顧客の製造コスト削減に貢献する。さらに、良好なビーム品質を維持していることから、これまでの同社製レーザと同様にビームプロファイル制御技術と組み合わせることが可能で、自動車や船舶に限らず、さまざまな加工分野で、ものづくり競争力を支える強力なツールとなるとしている。
1日の終値は、前日比178円高の2822円。
提供:モーニングスター社
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