ダイワボウHDが急騰、21年3月31日を基準日に1対5の株式分割

株式

2020/12/11 16:57

 ダイワボウホールディングス<3107.T>が急騰し、800円高の7840円を付けている。11日午後1時、投資単位当たりの金額を引き下げ、投資しやすい環境を整えることで、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図るため、株式分割を行うと発表、材料視された。

 株式分割は、21年3月31日を基準日、同4月1日を効力発生日として1株を5株に分割するとした。

 同時に、未定としていた21年3月期の連結業績予想を発表。売上高は9500億円(前期比0.6%増)営業利益は308億円(同6.2%減)とした。売上高は、ITインフラ流通事業が堅調に推移する見込み。一方、利益面では、繊維・産業機械事業の減益分をITインフラ事業の増益でカバーできないとみている。未定としていた期末一括配当予想については200円(前期実績160円)にするとしている。

 21年3月期第2四半期(20年4-9月)の決算は、売上高4245億300万円(前年同期比10.1%減)、営業利益108億5300万円(同31.4%減)だった。

 11日の終値は、前日比800円高の7840円。

提供:モーニングスター社

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