JFE、子会社が中国でオイルスラッジの処理事業を手掛ける合弁会社を設立

株式

2020/12/28 7:36

 ジェイエフイーホールディングス(JFE)<5411.T>は24日、グループのJFEエンジニアリングが、東京センチュリー<8439.T>および中国の北京和栄工程技術と、21年から中国国内においてオイルスラッジの処理事業に進出することを目的に、合弁会社「北京和栄富盛環保科技」の設立に合意したと発表した。

 合弁会社では、実証事業において、石油会社製油所などのオイルスラッジ排出事業者敷地内に処理設備を設置し、一事業所当たり年間数万トン排出されるオイルスラッジを、オイル・水分・固形物に分離し、オイルの再利用率を高めることで資源循環を実現するという。

 オイルスラッジとは、石油タンク等の底部に滞積する油分などの沈殿物のこと。

 25日の終値は、JFEが前日比19円高の1022円、東京センチュは同110円高の7990円。

提供:モーニングスター社

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