富士電機、産業プラント向け監視制御システムの構成機器であるI/O装置を刷新

株式

2021/1/5 16:29

 富士電機<6504.T>は5日、産業プラント向け監視制御システムの構成機器であるI/O(入出力)装置を刷新したと発表した。

 監視制御システムは、鉄鋼、化学、セメント、ごみ処理などの産業プラントの安定・安全操業や省エネに向け、設備の稼働監視や制御、エネルギーの利用状況の管理などを行う。近年では、産業プラントにおいて、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)を活用した設備の劣化診断や故障予知を行うため、現場の情報収集を行うフィールド機器とI/O装置の設置数が増加。それに伴いI/O装置を格納する盤の設置スペース削減が課題になっていたという。同社では、監視制御システムを構成するI/O装置を刷新することで、顧客の盤の省スペース化を図るとともに、メンテナンス時の安全性を向上させたとしている。

 5日の終値は、前日比90円高の3810円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ