<今日の仮想通貨市況>軟調、米金利上昇を嫌気

仮想通貨

2021/1/12 9:37

 12日午前9時30分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=361万2000円前後(過去24時間比8.5%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=11万円前後(同15.3%安)、XRP(XRP)が1XRP=29.5円前後(同8.6%安)などとなっている。

 前週末の暗号資産は10日昼すぎから売り圧力が強まり、11日には下値を模索した。BTCは8-9日にかけてドルベースで4万ドルちょうどを挟んで底堅かったが、その後の2日間で約25%下落し、12日未明には約1週間ぶりの安値水準となる3万ドルちょうど近辺まで調整した。

 約1カ月でBTCの価格が2倍に膨らむなど足元の急ピッチの上昇に過熱感が意識されていたところ、米長期金利の上昇を背景に、金やデジタルゴールドとされるBTCなどが売られた。ドル高も進んだため、円ベースでみるとドルベースよりも下げは限定的となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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