(再送)今晩のNY株の読み筋=大規模財政出動への期待と増税への懸念の綱引きか

株式

2021/1/12 17:34

 5日の米国株式市場は、注目したい米経済指標が少ないうえ、週後半には金融機関の決算も控えており、売り買いともに積極性は乏しいとみる。引き続きバイデン次期政権下における大規模財政出動や金融緩和の思惑が支えになる一方、増税への懸念が重しになりそうだ。

 きょうはブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)理事のほか、複数のFRB当局者の発言機会がある。ブレイナード氏以外は今年のFOMC(米連邦公開市場委員会)の投票権を持たないが、週末16日からは次回FOMC(26-27日)を前にブラックアウト期間入りすることから各メンバーの見解が聞ける最後のチャンスとなるため、注目したい。

<主な米経済指標・イベント>

ブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)理事、ローゼングレン米ボストン連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ジョージ米カンザスティ連銀総裁が講演

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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