<特集>設備投資関連に注目(4)=住友重―来期は利益回復コース、割り負け感に需給思惑も

株式

2021/1/15 18:01

 住友重機械工業<6302.T>はマーク続行の対象になる。同社は昨年10月30日に21年3月期の連結業績予想を上方修正した経緯がある。営業利益では、260億円から360億円(前日比36.6%減)に引き上げた。なお大幅減益予想ながら、精密機械事業において半導体関連の需要が想定以上に堅調で、油圧ショベル事業も日本および中国での市況が想定よりも好転し、最悪期は脱した。来期の22年3月期は射出成形機や変減速機を中心に復調するとみられ、利益回復コースが確実視されている。

 株価は、20年3月19日の昨年来安値1620円から直近2900円台に浮上しているが、17年11月1日に記録した上場来高値5220円からの下げ幅の3分の1戻し(2820円)をクリアしたばかり。PER21倍台、PBR0.7倍台と東証1部銘柄平均(順に28倍台、1.3倍台)と比べても割り負け感があり、出直り足をさらに強める可能性がある。

 1月8日申し込み現在の信用取引残高は買い残が7万6000株強、売り残が7万2000株強と拮抗。しかも、同日報告分の株券等貸借週末残高によると、借り手のカラ売りポジションにつながる貸付残高が有担保分で93万株強に上り、需給思惑も内包している。

提供:モーニングスター社

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