日経平均は263円程度高、買い先行後も押し目を拾う動きなどから堅調=19日寄り付き

 19日午前9時24分すぎの日経平均株価は、前日比263円程度高い2万8505円前後で推移する。午前9時4分には、同321円63銭高の2万8563円84銭を付けている。きのう18日は大幅に続落した後、下げ渋る動きをみせていたことから、買いが先行した。その後は、手がかり材に乏しいものの、買い戻しや押し目を拾う動きなどから、堅調な展開が続いている。現地18日の米国株式市場は、キング牧師生誕日の祝日で休場。大阪取引所ナイトセッション終値は、通常取引清算値比130円高の2万8320円だった。

 業種別では、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が上昇。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、東洋紡<3101.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も高い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も堅調。日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株や、中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も上げている。

 個別では、ダイヤHD<6699.T>、丸三証券<8613.T>、三井E&SH<7003.T>、クリレスHD<3387.T>、ワイヤレスG<9419.T>などが上昇。半面、タカショー<7590.T>、Sサイエンス<5721.T>、カドカワ<9468.T>、プレサンス<3254.T>、WDB<2475.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=103円台の後半(18日終値は1ドル=103円75-77銭)、1ユーロ=125円台の前半(同125円20-24銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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