丸井Gが堅調、岡三証は「強気」・目標株価2200円でカバー開始

株式

2021/1/20 16:15

 丸井グループ<8252.T>が堅調。岡三証券では19日付で、投資判断「強気」、目標株価2200円で、カバーを開始している。

 22年3月期のガイダンスは増益転換の可能性が高く、今後株価は再評価の局面に入ると考えるとコメント。中期のカタリストは次期中期経営計画だが、小売×フィンテック×共創投資のビジネスモデルの「理念」に業績がキャッチアップできるかが鍵となろうとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期358億円(前期比14.6%減、会社側計画は355億円)、22年3月期407億円、23年3月期445億円と試算。21年3月期は、11月以降のコロナ感染者数増加はリスクだが、第3四半期(20年10-12月)はおおむね会社側の回復シナリオに近い推移とみているという。22年3月期の会社側ガイダンスは、21年3月期からの回復の本格化をどこまで打ち出せるのかが焦点とみており、同証券では、21年3月期第1四半期(20年4-6月)に感染症による緊急事態宣言の影響で生じたテナント営業停止の反動によりカード会員獲得の正常化や家賃収入の回復が見込まれる点を考慮すると、増益ガイダンスの確度は高いと考えるとしている。

 20日の終値は、前日比8円高の1791円。

提供:モーニングスター社

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