三菱重工、ドイツでグリーン水素を製造・供給・利用する事業の実現可能性を共同で検討

株式

2021/1/25 8:14

 三菱重工業<7011.T>は前期末22日、同社、スウェーデンの総合エネルギー会社バッテンフォール社、オランダの石油会社シェル社、およびハンブルク熱供給公社の4社で構成するコンソーシアムが、ドイツのハンブルグの石炭火力発電所跡地で、グリーン水素を製造・供給・利用する事業の実現可能性を共同で検討することで合意したと発表した。

 今回参画する4社は、今回の共同事業において、各社固有の専門性を活かし、事業構築に貢献する。同社は、欧州における各種産業用・発電プラント供給実績と水電解式水素製造技術に関する知見を利用し、水素製造に関する技術・エンジニアリング分野を担う。また、需給をより最適化するため、デジタル技術を活用したメンテナンス・サービスの提供を検討する。さらに、産業顧客の水素活用プロセス最適化や地域暖房インフラへの水素製造設備のインテグレーションなども担当するとしている。

 前週末22日終値は、前日比65円安の3126円。

提供:モーニングスター社

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