米マイクロソフト、テレワーク需要拡大や「Xbox」新モデル投入で2ケタ増収増益

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米決算

2021/1/27 10:18

 米マイクロソフト<MSFT>は26日引け後に21年6月期第2四半期(20年10-12月)決算を発表した。売上高は前年同期比17%増の430億8000万ドル、純利益は同33%増の154億6000万ドル、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は同34%増の2.03ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 新型コロナの感染拡大を背景にテレワークの需要が拡大し、クラウドサービスの「マイクロソフト・アジュール」を中心としたインテリジェント・クラウドサービス部門が前年比23%増の146億ドルと好調だった。アジュール事業の売上高は同50%増と、第1四半期の48%増を上回っている。

 個人用PC事業部門は同14%増の151億2000万ドルだった。11月に発売した家庭用ゲーム機「Xbox」の新モデルが貢献した。「オフィス365」などのソフト事業や「LinkedIn(リンクトイン)」などを含むプロダクティビティ・アンド・プロセス部門は同13%増の133億5000万ドルだった。いずれも市場予想を上回った。

 通期の業績予想は開示していない。

 26日に1.22%高の232.33ドルで取引を終えたマイクロソフトの株価は、時間外取引で日中終値比3.70%高の240.92ドルと一段高となった。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

(イメージ写真提供:123RF)

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