今晩のNY株の読み筋=FOMC、事前報道通りハト派的か注目

株式

2021/1/27 17:11

 27日の米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表とパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見が注目となる。バイデン米政権下で初のFOMCとなり、金融政策の現状維持が見込まれている。金融緩和の長期化が意識されれば株にはプラスになるが、テーパリング(量的緩和の縮小)に慎重姿勢を示すなどと報じられるなど、ハト派的な結果になるとの見方が目立っているため、予想以上にタカ派色が強いと利益確定売りが出る恐れもある。

 米企業決算では、ボーイングが朝方に決算を発表する。アップルなどは引け後の発表予定だが、決算への反応は良いため、思惑で動く可能性もありそうだ。このほか、前日引け後に好決算を発表したマイクロソフトは時間外取引で上昇しており、きょうの日中取引でも堅調に推移すればNYダウの支えになる。

<主な米経済指標・イベント>

主な経済指標=米12月耐久財受注

主なイベント=FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見

主な企業決算=ボーイング、アップル、フェイスブック、テスラなど

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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