PS三菱が急騰、21年3月期業績予想の上方修正と特別配当の実施を材料視

株式

2021/2/8 16:29

 ピーエス三菱(PS三菱)<1871.T>が急騰し、84円高の721円を付けた。前週末5日引け後、21年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末に特別配当を実施すると発表、材料視された。

 21年3月期業績予想で、売上高を1140億円から1160億円(前期比9.7%増)に、営業利益を48億円から70億円(同43.4%増)に引き上げ、一転して増益となる見込み。売上高は、手持ち工事の進ちょくが前回予想を上回る。利益面では、主に土木工事の大型工事で、採算が想定以上に改善したことなどを織り込んだ。

 21年3月期第3四半期(20年4-12月)の決算は、売上高が837億2900万円(前年同期比12.0%増)、営業利益が66億3900万円(同72.0%増)だった。

 期末一括配当予想を見直し、従来の普通配当20円に加え6円の特別配当を実施し26円(前期実績20円)に増額するとした。

 8日終値は、前週末比52円高の689円。

提供:モーニングスター社

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