12日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、108円台でのもみ合いか

為替

2021/3/12 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円00銭-109円00銭

 12日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=108円台半ばを挟んだもみ合いになるとみられる。

 11日の欧米時間では、ECB(欧州中央銀行)が資産買い入れペースの加速を発表。独米の長期債利回りが低下し、108円台後半だったドル・円は一時108円台前半まで下押しした。

 12日オセアニア時間を経た東京時間序盤は、108円50銭近辺で推移。きょうの東京時間は欧州時間にわたるまで前日の流れから108円半ばを中心にもみ合いそうだ。前日の米株高を受け、日経平均株価が上昇すれば、ドル・円をサポートしそうだが、週明けは日米の金融政策決定会合があり、一方向に傾く売買にはなりにくいとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:1-3月期法人企業景気予測調査、メジャーSQ(特別清算指数)算出日

米国:2月PPI(生産者物価指数)

その他:インド2月CPI(消費者物価指数)、日米豪印首脳会合(オンライン開催)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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