22日の東京株式市場見通し=続落後も弱含みの展開か

国内市況

株式

2021/3/22 7:47

 予想レンジ:2万9500円-2万9800円(19日終値2万9792円05銭)

 22日の東京株式は、続落後も弱含みの展開か。日経平均株価は、前週末19日に下落した動きが継続し、売り優勢のスタートとなりそう。前週末に日銀は、ETF(上場投資信託)の買い入れ対象の見直しを発表。TOPIX(東証株価指数)連動のみを買い入れるとしたことから、日経平均株価への寄与度の高い銘柄に売り圧力が強まった。引き続き、買い付け方針の変更による影響を見極めたいとして、模様眺めムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(前週末19日は108円74-76銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円前後(同129円76-80銭)。前週末19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、TDK<6762.T>、ファナック<6954.T>、JAL<9201.T>などが、同19日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同19日の大阪取引所清算値比140円安の2万9350円だった。(高橋克己)

 22日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 1月景気動向指数(改定値)、2月粗鋼生産、2月コンビニ売上高

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米2月中古住宅販売件数

・決算発表=カントリー・ガーデン・サービシーズ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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