石井表記が続急落、22年1月期の営業利益に大幅減益を予想

株式

2021/3/22 14:44

 石井表記<6336.T>が続急落。19日引け後の決算発表で、21年1月期の連結業績は従来予想を超過したが、22年1月期の営業利益に大幅減益を見込んだことが嫌気された様子。株価は前週末比99円安の820円まで値を下げている。

 21年1月期は、売上高115億8800万円(前期比11.8%増)、営業利益10億7800万円(同3.4倍)。電子機器部品製造装置のプリント基板分野において、次世代通信規格「5G」市場拡大に伴う設備需要に関連して海外向け高付加価値製品の販売比率が想定を上回ったこと、ディスプレイおよび電子部品において、工作機械および産業用機械向けの操作パネルが一部分野の需要回復を受けて想定よりも売上高が増加したことなどにより、売上高で6億500万円、営業利益で2億5400万円、それぞれ従来予想を超過した。

 ただ、22年1月期については、予想売上高109億9600万円(前期比5.1%減)、営業利益6億3300万円(同41.3%減)と、大幅減益を見込んでいる。

 午後2時41分現在の株価は63円安の856円。

提供:モーニングスター社

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