SBSHDが堅調、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は3270円に引き上げ

株式

2021/3/25 15:53

 SBSホールディングス<2384.T>が堅調。東海東京調査センターでは24日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は2640円から3270円に引き上げている。

 足元で荷動きが緩やかに回復してきていることから、21年12月期は反動による利益増が期待できようとコメントしている。不動産事業では、従来同証券想定以上に流動化のパイプラインが豊富であり、同証券が想定していた直近の大型開発案件に加えて、SBSロジコム(物流事業の中核子会社)における既存支店の流動化などで、高水準の開発収益が継続する模様と指摘。

 今後のポイントとして、(1)21年12月期から同社グループ入りした東芝ロジスティクスのM&A後の経営統合、(2)同社3PL事業の収益成長・効率化投資の進展、を挙げている。

 同センターでは連結営業利益について、21年12月期151億3000万円(前期比38%増、会社側計画は150億円)、22年12月期162億円、23年12月期170億円と試算している。

 目標株価3270円は、22年12月期同証券予想連結一株利益235.2円に、PER13.9倍を乗じて算出されている。

 25日終値は、前日比35円高の2775円。

提供:モーニングスター社

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