マキタが4日ぶり反発、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は5600円に引き上げ

株式

2021/3/25 15:53

 マキタ<6586.T>が4日ぶりに反発。東海東京調査センターでは24日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は4600円から5600円に引き上げている。

 直近の株価は調整局面であるものの、割安感が出てきたと判断するとコメント。巣ごもり消費の一巡で株価は調整しているが、今後は住居の郊外移転や世界的なインフラ投資の増加で、電動工具や園芸工具の需要増加が期待でき、同社にはビジネスチャンスと考えるとしている。

 同証券では、23年3月期連結売上高を6280億円(前年比4.7%増)と予想。巣ごもり需要は一巡するものの、在宅勤務が増えることで、郊外の住宅需要が増加し、電動工具需要を押し上げると予想。国内だけでなく、欧米でも同様に住宅着工が増加するものと想定しているという。「今後は世界的に景気対策でインフラ投資の増加が予想されよう」としている。目標株価5600円は、22年3月期予想PER24倍から算出されている。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期860億円(前期比34.3%増、会社側計画は820億円)、22年3月期875億円、23年3月期940億円と試算している。

 25日終値は、前日比210円高の4880円。

提供:モーニングスター社

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