6日の債券市場見通し=底堅い展開か

債券

2021/4/6 8:26

予想レンジ:債券先物中心限月(21年6月限)151.00円-151.20円、長期国債利回り0.105%-0.120%

 6日の債券市場は売り圧力を吸収し、底堅い展開か。

 前日の米国債は上昇。「バイデン大統領が3月31日に示した経済対策が、野党・共和党の反発によって規模縮小を迫られるとの観測が出たことが債券買いの材料だった」(銀行系証券)という。

 米国債の堅調地合いは、きょうの円債市場で一定の買い安心感につながる見通し。米長期金利の上昇が円債売りにつながるシナリオへの警戒は弱まりそうだ。

 財務省が実施する30年国債入札は、新型コロナ対応の国債増発に対する懸念はある一方で、「新発債ゆえの銘柄的な新味があり、さらに新資本規制導入を見据えた生保勢の買いが、年度初めとはいえ例年以上の高水準が続く見込みで、大崩れすることはないだろう」(同)との見方。

提供:モーニングスター社

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