ジンズHDが3日続伸し連日で年初来高値、中間期配当予想の増額を好感

株式

2021/4/6 16:06

 ジンズホールディングス<3046.T>が3日続伸。390円高の8450円を付け、連日で年初来高値を更新した。5日引け後、中間期の配当予想を増額し、好感された。

 21年2月中間配当を、従来予想の17円から25円(前期は期末一括配当のため配当はなし)に増額するとした。期末配当予想は従来予想の40円(前期実績25円)を据え置いている。

 同時に、21年8月期第2四半期(20年9月-21年2月)と通期の連結業績予想を修正。第2四半期は、売上高を333億円から316億4300万円(前年同期比0.4%増)に引き下げたものの、経常利益を24億5000万円から25億8400万円(同23.3%減)に引き上げた。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が、都市部を中心に再度発令され、繁華街への往来を避ける傾向が続き、既存店売上高が減少したことが影響。利益面では、高付加価値商品が好調だったことや、為替が想定よりも円安で推移したことも寄与する。通期予想では、売上高を718億円から701億4300万円(前期比16.4%増)に減額したが、経常利益は77億5000万円から78億8400万円(同35.3%増)に増額。第2四半期までの業績推移を織り込み、修正に進んだ。

 6日の終値は、前日比280円高の8340円。

提供:モーニングスター社

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