チヨダ急落、21年2月期決算は営業赤字が前期から拡大し売りに押される

株式

2021/4/12 12:04

 チヨダ<8185.T>が急落し、一時47円安の916円を付ける場面があった。前週末9日引け後、21年2月期の連結決算を発表。営業赤字が前期よりも拡大し、売りに押された。

 21年2月期の連結決算は、売上高が942億2700万円(前期比17.0%減)、営業赤字44億7500万円(前期は12億3100万円の赤字)だった。外出自粛による来店客数の減少、出店商業施設の臨時休業に伴う店舗休業や営業時間短縮の業績への影響が大きく、広告宣伝費の削減、店舗家賃の引下げなどによる経費コントロールではカバーできなかった。22年2月期業績予想については、現時点で適正かつ合理的な算定が困難として、非開示。

 同時に、所有する自己株の一部300万株(消却前発行済み株式数の7.21%)を4月30日に消却するとしている。

 前場は、前週末比42円安の921円ザラバ引け。

提供:モーニングスター社

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