米国株式市場:NY原油高を受けNYダウ3日ぶり反発、ナスダックは反落

株式

2021/4/15 7:46

 14日の米国株式は、NYダウが前日比53.62ドル高の3万3730.89ドルと3日ぶりに反発、ナスダック総合指数は同138.259ポイント安の1万3857.840ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億6105万株、ナスダック市場が40億6293万株だった。

 IEA(国際エネルギー機関)は14日、今年の世界の原油需要見通しを日量570万バレルに引き上げた。需給の改善期待から、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が大幅に3日続伸。原油価格の上昇を受け、シェブロン<CVX>が買われた。また、21年第1四半期(1-3月)で大幅な増収増益となったゴールドマン・サックス<GS>などが買われ、NYダウを押し上げた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比10円安の2万9600円だった。

提供:モーニングスター社

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