東エレクが反落、三菱UFJモルガン証は「ニュートラル」に引き下げ、目標株価は5万4000円に引き上げ

株式

2021/4/15 16:10

 東京エレクトロン<8035.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では14日付で、レーティングを「オーバーウエート」(強気)から「ニュートラル」(中立)に引き下げ、目標株価は4万5000円から5万4000円に引き上げている。

 多層化、高密度化、大容量化などで底堅いメモリ向けに加え、ロジック並びファウンドリの旺盛な設備投資などを背景に中長期的な業容拡大に対する見方に変更はないものの、株価水準を考慮したプライスアクションにより、レーティングを「ニュートラル」に変更するとしている。

 4月30日決算発表会で良好な業績計画および事業環境などが示される可能性は高いものの、22年3月期の増収増益計画は株価に織り込み済みとみるとコメント。一方で、業況などを踏まえ連結営業利益予想を上方修正、あわせて目標株価を5万4000円に引き上げるとしている。

 連結営業利益について、21年3月期3100億円(前期比30.6%増、従来3060億円、会社側計画は3060億円)、22年3月期3660億円(従来3600億円)、23年3月期4000億円(同3830億円)と試算している。

 15日の終値は、前日比970円安の4万8940円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ