26日の債券市場見通し=上値抑制の展開か

債券

2021/4/26 8:24

予想レンジ:債券先物中心限月(21年6月限)151.55円-151.75円、長期国債利回り0.065%-0.075%

 26日の債券市場は上値は抑制の展開か。

 前週末の米国債は小幅安。キャピタルゲイン課税を巡る報道を契機に生じたリスク回避ムードは一巡。米国株価が反発するなか、上値は重かった。

 国内先物・夜間取引は小幅高で引けた。その地合いを引き継いで強含みに推移しそうだ。需給面では今月最後の日銀・長期国債買い入れオペが注目される。「年度初から好需給環境が継続しており、オペは相場の一定の支えになるだろう。また、先週末までに出そろった国内生保の21年度運用計画では、多くの生保が21年度も円債の買い姿勢を継続する計画が示された。超長期ゾーンを中心に当面の心理的な支えになるだろう」(銀行系証券)という。

提供:モーニングスター社

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