愛三工が急騰し年初来高値、22年3月期の大幅増益見通しに配当の増額計画で買い人気集める

株式

2021/4/28 12:02

 愛三工業<7283.T>が急騰。一時99円高の781円を付け、3月23日の年初来高値725円を大きく更新した。27日引け後、22年3月期の連結業績予想を発表。大幅な増益見通しに、配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。

 22年3月期業績は、売上高1950億円(前期比7,5%増)、営業利益100億円(同2.0倍)を予想する。同社グループの顧客である自動車メーカーの生産・販売の足元は、回復基調にあるものの、原材料・半導体などの部品供給リスクへの懸念もあり、新型コロナウイルス発生前の売上状態に戻るには至らない状況を想定。予想しております。ただ、コスト低減活動など徹底することにより、収益を確保する方針。配当は、中間期13円(前期実績7円)、期末14円(同11円)の合計27円(同18円)に増額する見込み。

 21年3月期決算は、売上高が1814億2700万円(前期比11.7%減)、営業利益が49億5600万円(同31.4%減)だった。

 前場終値は、前日比79円高の761円。

提供:モーニングスター社

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