14日の東京株式市場見通し=反発後はもみ合いとなりそう

国内市況

株式

2021/5/14 7:47

 予想レンジ:2万7500円-2万7800円(13日終値2万7448円01銭)

 14日の東京株式は反発後、もみ合いとなりそう。日経平均株価は直近3日間で2070円強の値下がりとなっていただけに、その反動や現地13日の米国株高もあり、買い戻しや短期的なリバウンドを狙った買いが先行するとみられる。買い一巡後は、戻り待ちの売りが控えているとみられるほか、直近で台湾・加権指数や中国・上海総合指数の動きに影響を受けていただけに、両指数の動きをみたいとして、模様眺めムードが広がる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(13日は109円66-68銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の前半(同132円53-57銭)と円安方向に振れている。

 13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、アドバンテス<6857.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、13日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比220円高の2万7700円だった。(高橋克己)

 14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 4月マネーストック

・5月限株価指数先物・オプションSQ

・決算発表=大和ハウス<1925.T>、アサヒ<2502.T>、日ペイントH<4612.T>、日本郵政<6178.T>、クボタ<6326.T>、ユニチャーム<8113.T>、みずほ<8411.T>、第一生命HD<8750.T>、三井不<8801.T>、KDDI<9433.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4月小売売上高、米4月輸出入物価

・22:15 米4月鉱工業生産・設備稼働率

・23:00 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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