JCRファーマが3日ぶり反発、遺伝子組換えムコ多糖症2型治療剤が薬価収載され販売開始

株式

2021/5/19 16:22

 JCRファーマ<4552.T>が3日ぶりに反発し、55円高の3330円を付けた。19日の取引開始前、遺伝子組換えムコ多糖症2型治療剤「イズカーゴ点滴静注用10mg」が、同日付で薬価基準に収載され販売を開始したと発表、材料視された。

 同剤は、ライソゾーム病の一種であるムコ多糖症2型(ハンター症候群)に対し、全身症状だけでなく血液脳関門を通過し、脳実質細胞への直接の作用を発揮する世界で初めての点滴静注による医薬品。脳実質細胞への直接の作用により、中枢神経系症状の改善または進行の抑制が期待できるとしている。

 19日の終値は、前日比45円高の3320円。

提供:モーニングスター社

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