日立、積水ハウスなどと賃貸契約と水道使用開始に関する手続きをワンストップで実施する実証実験

株式

2021/5/19 16:24

 日立製作所<6501.T>は19日、積水ハウス<1928.T>および一般社団法人の企業間情報連携推進コンソーシアムと、大阪市の協力のもと、5月20日から、積水ハウスが提供する大阪市内の賃貸物件について、同意を得られた入居者を対象に、積水ハウスの賃貸契約と大阪市への水道使用開始に関する一連の手続きを、ワンストップで実施する実証実験を開始すると発表した。

 今回の実証実験は、不動産賃貸管理会社が入居申し込み・契約時に得た本人確認情報をインフラ会社・事業者と連携することで、従来、賃貸入居後に必要となる電気やガス、水道などの契約手続きの効率化を目指す。今回は、水道使用開始手続きを対象に、積水ハウスと大阪市の間でブロックチェーン技術を活用した官民データ連携の検証を行う。今後も、本格導入に向け適用範囲の拡大などを行い、賃貸住宅サービスにおける新たな付加価値の提供や、大阪市のスマートシティの実現に向けた取り組みを推進するとしている。

 19日の終値は、前日比79円安の5406円。

提供:モーニングスター社

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